ヴァローナについて

CSR活動Notre engagement

世界中のプロの皆さまにご利用いただいているチョコレートメーカーとして、ヴァローナは、誇りをもって、品質の高い製品をご提供しています。そして、最高品質のカカオと類い稀な味わいのチョコレートを誕生させることだけにその使命はとどまらず、責任をもって持続可能な形で事業を行うことにも努力しています。

わたしたちは、カカオ栽培者や原産国とのフェアトレードなパートナーシップを何よりも大切にし、社会的、環境的、経済的配慮を欠かさず力を尽くしています。

農園への約束

ヴァローナは、常に栽培者の声に耳を傾け、カカオ農園との長期契約を結ぶことにより、相互信頼を築いてきました。パートナーとともに、カカオを取り巻く社会や環境と向き合い真摯に取り組んでいます。農園での経済的支援、技術開発援助、社会環境のサポートはもとより、長期的プランを立て安定した生活を約束するのも、こうした活動のひとつです。

サステナビリティ(持続可能性)

経済の発展、人間の尊重、そして天然資源の保護は、ヴァローナが調和のとれた成果を追求し、長期的な視野で意思決定を行う上で、重要な問題です。なかでも人権、労働法、環境法の遵守は、厳格な基本ルールとして忠実に実践されており、持続可能性を確保しながら、最適な経済効果を追求する姿勢と一致しています。このように、ヴァローナは、自社の業務および製品の持続可能な発展を強化すべく尽力しており、また自社のサプライヤーに対しても、持続可能な実務を採用することで、この取り組みに参加することを奨励しています。

ヴァローナはさらに、生物多様性の保全にも最大の努力を払っています。絶滅の危機にあったカカオ種、ポルセラーナを保護するため1992年にベネズエラに「エル・ペドレガル農園」を取得しました。また2012年にはドミニカ共和国で二番目となる自社農園「ロマ・ソタヴェント農園」を取得しています。ここでは、最も希少なカカオ品種のクリオロと、最も一般的なフォラステロとを交配して作られたトリニタリオと呼ばれるカカオ品種を栽培しています

品質とイノベーション

植樹、研究、および改良などに関係する技術援助プログラムは、パートナーたちとともに開発されています。専門知識の蓄積とノウハウの共有化により、栽培者は持続的に生産を発展させることができると同時に、ヴァローナの一貫した品質が確保されています。

地域社会の支援

パートナーシップの責任の一環として、ヴァローナは自発的な取り組みに対する資金援助を行い、地域社会をサポートしています。過去に実行されたプロジェクトとしては、マダガスカルでの乾燥機の建造、およびドミニカ共和国の学校への共同出資があります。

ヴァローナの農園

ヴァローナは、カカオ豆についてより深い研究に取り組むべく、1992年に初の自社農園「エル・ペドレガル農園」をベネズエラに取得し、続いて2012年には、ドミニカ共和国の「ロマ・ソタヴェント農園」を取得いたしました。ヴァローナにとって、このふたつの自社農園は生きた実験室であり、さまざまな研究や調査を実施しています。こうして、発酵や乾燥など、香りの特性を高めるための技術向上に努めています。

また、これらの自社農園を通して行った研究は、責任を伴った持続可能な農業経営を行うため役立っています。わたしたちは、地域の専門家と協力して、カカオ農園を自然の植物園のように育て、植物とその生態系との新たなバランスを生み出す試みを続けています。

エル・ペドレガル農園でのポルセラーナ種の保護は、繊細なアロマを宿す、農園限定&収穫年限定のドメーヌ・ショコラ「タブレット・エル・ペドレガル」を生み出すことができました。

良質のヴィンテージワインと同様、ドメーヌ・ショコラは単一農園でその年に収穫されるカカオ豆のみから生産されています。いわばカカオ栽培者の情熱が注ぎこまれたチョコレートです。その年の気候にも大きく影響を受けるため、年を追うごとにカカオの新たな側面を発見する機会となります。

これまでヴァローナは、ヴィンテージ・チョコレートとして「エル・ペドレガル」をはじめ、ベネズエラ生まれの「パルミラ」、トリニダード島の「グラン・クヴァ」、マダガスカルの「アンパマキア」といった他にはない傑出した味わいのタブレットを世に送り出してきました。

2019年度 CSRレポート

2020年度 ヴァローナ CSRレポート(英語版)


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2019年度 ヴァローナ CSRレポート(英語版)
2018年度 ヴァローナ CSRレポート(英語版)
2017年度 ヴァローナ CSRレポート(英語版)